やまの雑記帳

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《温めて美味しい》はちみつバターパンを作りたい《試作2つ目・もう一息》

  はちみつバターパン

前回に引き続き、「はちみつバターパン」を作りたいがために試作を重ねております。

 

↓前回の記事(試作1号)↓

yamanoblog.hatenablog.jp

 

今回は前回の反省を生かして、

  • シンプルなフランスパン風の配合。
  • 発酵中もはちみつバターが溶けださない工夫。

以前食べたはちみつバターパンの黄色い生地は、粉末全卵が入っていたことが判明したので、生地に普通の卵を入れるのは断念。

 

はちみつ粒ジャムフィールハニー(固形のはちみつ)を使おうとも思ったのですが、粒が小さく、目指しているものと少し違ったので、自作することにします。

 

↓はちみつ粒ジャム↓

粒ジャム はちみつ 2kg

粒ジャム はちみつ 2kg

 

 ↓フィールハニー↓

 

 

材料(ちょっと小さめサイズ5個分)

<フィリング>

  • はちみつ 50g
  • バター(マーガリン) 50g
  • かんてん 1g弱 (だいたい小さじ1/2)

 

<フランスパン風生地>

  • 強力粉 80g
  • 薄力粉 20g
  • 砂糖  5g
  • 塩   3g
  • ドライイースト 2g
  • 水   60~70g(湿度によって変更)

イーストはスーパーカメリア、

 強力粉はオーマイの物を使用しました。

 

 <仕上げ用>

  • 溶かしバター 適量
  • ラニュー糖 適量

 

下準備

はちみつバターパン

<はちみつバターのフィリングを作る>

  1. タッパーにはちみつと寒天を混ぜ合わせ、バターも一緒に入れる。
  2. 電子レンジで500W1分くらい。(沸騰させる)
  3. バターが溶けるまでよく混ぜ、冷蔵庫で冷やし固める。

 

作り方

パン

1. 強力粉~ドライイーストまでをボウルに量って混ぜておく。

 

2. 水を入れ、ひとまとまりになるまでスプーンなどで混ぜる。

 

3. 台に移し、捏ねていく。

 

4. 表面がつるっと綺麗にまとまったらボウルに戻す。

 

5. 一次発酵(40℃で50分)。

 

6. ガス抜きをして分割(約35g ×5個)。

 

7. 丸めて鉄板に並べ、上から濡れふきんをかけてベンチタイム(10分ほど放置)。

 

8. 成型。

  • 生地をめん棒などで伸ばす。
  • 真ん中より少し下あたりに、はちみつバターを約20gのせ、漏れないように包む。(生地を引っ張るようにして包むときれいにできます。)

はちみつバターパン

 

9. 二次発酵(40℃で40分)。

 

10. 発酵が終わったら、クープ(切り込み)を一本入れる。

 

11. 表面に溶かしバター、クープの所には、グラニュー糖をかける。

 

12. 焼成(210℃で13分)。

 

13. 粗熱をとって完成。

 

注意点

  • クープを入れるタイミングは、オーブンの予熱が終わってからにすると、生地がしぼみにくいです。(浅く入れないと中身が漏れてしまうので注意。)

 

  • 生地に入れる水分は、湿度や粉の状態によって変化します。

生地がべたついていたら粉を足し、逆に生地がパサつく、伸びが悪すぎる場合は、お水を少しずつ足してみてください。

水分が少なすぎると、生地が硬く、発酵がしづらくなるので、調節は大事。

 

  • 二次発酵のとき、表面が乾燥していると、上手く膨らまないので霧吹きで水をかけておくと良いです。

 

  • 生地の厚さが均一になるように注意して包んで下さい。
↓失敗すると二次発酵終了時点でこうなります↓
f:id:yoshika1205:20191124153017j:image
 
  •  焼いているときに、はちみつが流れ出てしまうと粗熱が取れた時にパンに張り付いてしまうので、漏れてしまった時は早めに鉄板から外し、網の上に乗せたほうが良いです。

 

完成品

f:id:yoshika1205:20191124160602j:image

ボケてて分かりづらいですが、前回の物よりも空洞が大きくなっています。

 

上手くできたものは、生地の厚さが均一で、真ん中に大きな空洞!

 

フランスパン風の生地も、噛み応えがあってしっかりしています。

作りたかったものにかなり近い!!

 

ただし、問題は寒天

温かいうちはとても美味しいけど、冷えたら口の中に、固まったはちみつ寒天が残る、、。

 

これは美味しくない。

冷めたまま食べても美味しく食べられるようにしたい。

 

固形にして包みやすくしたかっただけなので、寒天以外の方法を考えてみます。

溢れちゃうフィリングも少しだけ減らして、、。

 

あとは生地にチーズを練りこんだり、上から塩を振るのも塩味が出て良さそう。

 

まとめ

今回は、はちみつバターを寒天で固め、薄く伸ばした生地で、フィリングを多く包めるようにしてみました。

 

寒天で固めると、発酵の段階ではちみつバターが溶けだすリスクを減らすことができます。

 

(「フィールハニー」はペクチンで固めていますが、スーパーでペクチンが売っていなかったので、寒天を使用。)

 

温めて食べる分には、美味しく出来ました。

 

焼きたてでは、かなり近い仕上がりになってきたんじゃないかな、、。

 

次回はフィリングを改良して、冷めた時も美味しいはちみつバターパンを目指します。

 

 

<リンク>

↓今回使用した寒天↓